会社は東京都大田区にあり、仕事内容は制御盤製造、制御盤設計、制御盤配線、配線作りなどがあります。

制御盤とは、機械や電気装置の操作を、自動または手動で制御するために必要な制御機器を取り付けた盤のことで、図面や写真を見ながら作っています。

制御盤に取り付ける制御機器だけでもかなりの機器があります。

遮断機、開閉器、保護装置、継電器、リレー、PLCなどがあります。

半導体製造装置は、温調、空調等様々な面で高レベルの精密な制御を必要とします。

出来上がった制御盤は、クリーンルームに設置されるため、防塵対策、ラベル、マーカーのアウトガス規制があります。

全ての規格、規制に適合した部品選定、設計、実装義務があり、特に海外規格と日本製部品の適合には、一般の制御盤以上の資料、技術が必要となります。

まだ入社したてですが、先輩方の詳しい説明のおかげでしっかりと覚えながらできます。

制御盤以外の仕事で電線作りしています。

電線作りは、電線の太さや種類がおおいですがやっているとすぐ覚えられます。

接触不良や断線対策としてメーカー指定の工具、基準に従って確認しながら一つ一つ作っています。

主に誤配線、振動による断線トラブルが発生することがあります。

そのため、誤配線防止対策として、制御盤配線工程後の導通検査では、品質チェックシートを作成し項目に沿ってチェックをしていく事により、品質保証をしています。

振動トラブルは、制御盤装置を始動する事により、装置内でポンプ等の振動が発生し電線が擦れて断線の恐れがあるため、電線保護チューブ等を使用する事や可動する電線を結束固定具に固定する事で、振動による断線トラブルを回避できます。

また電線を作っている時も圧着不良がないか断線していないかも自分達で確認しながらトラブルが発生しないように気を付けています。
会社での仕事の内容はこれらが主な仕事です。

自分は入社したばかりですが、とても温かい会社で毎日楽しく仕事ができ、やりがいのある仕事だと思っています。

まだまだ覚える事がたくさんありますが、頑張っていける会社です。