制御盤に使用する電線とピン・端子の圧着における技の奥深さ
半導体製造装置の制御盤 製造業に飛び込んでまだ間もない新人YSです。
日々先輩がたからの飛び交う作業指示に飛び回り、早く一人前になるため奮闘しています。
そんな私YSが今日思うことは、圧着!そう、圧着です。
見た目はただ電線をむいてピンや端子を圧着ペンチで圧着するだけに見えるのです。先輩達の作業を見ていても、とても簡単にやっているのですから、ところが実際始めてみると、とてもとても奥の深いものだと痛感しています。
様々なピン端子にあわせて電線のむきの長さを瞬時に判断し、圧着する。ほんの数ミリ時にはコンマ数ミリの違いについて出来上がったものに天地の差が生まれてしまいます。
その天地の差をなくそうとすればするほど、作業が慎重になり非常に時間がかかってしまします。しかし、この慎重さこそが精密な半導体製造装置には、品質安定のために必要不可欠です。一方で、先輩達の前にはわずかの間に一分の狂いもなく圧着あれたものが山の様につい上がっていくのです。まさに職人技です。
制御盤の中にある一本の電線と1つのピンや端子にもコンマ数ミリの正確さを追求する職人技(職人魂)が凝縮しているのです。
新人YSも早くレベルに達することができるようになりたいのです。
執筆 大迫電気 YS
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