東京都大田区の千鳥町にある大迫電気では半導体製造装置の制御盤の制作、制御盤に使用するケーブルの制作、制御盤の取り付けや電線の引き回しを主に行っています。
入社して半年以上が経過し、以前に比べると任される仕事のウェイトも重くなってきていると日々感じており、やりがいを感じている今日この頃です。
最近は制御盤に使用する、板金や部品のピックアップを任されるようになりました。
まず、ここで部品のピックアップを間違ってしまったりすると制御盤を完成させられなくなってしまうどころか、製作の第一歩も踏み出せなくなってしまう事にもなり兼ねないので、非常に重要な作業だと言えます。
某映画のように言えば、半導体製造装置のエピソード1に当たる部分ですね。
板金は箱型の物から、平板、パネルなど、人の体より大きい物から、手の平サイズの小さい物まで多種多様です。
部品に至っては、ブレーカー、ファン、圧力センサー、漏水センサー、ノイズフィルタ、マグネット、インバータ、トランスなど(まだまだたくさんあります)、電気関係の物から、ビスやスペーサー、ノズルなどの組み立てに必要なものもピックアップします。
普段から制作している装置なら、毎回同じ物をピックアップすればいいのですが、新しい装置になるとそうもいきません。
初めて見る板金や部品なども出てくるので、資材の人達や本社の人達と確認しながら、確実にピックアップしていきます。
これからもいいスタートが切れるようなエピソード1にしたいと思います。
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