我が社は東京都大田区という制御盤の製造において立地的に便利な場所にあります。
便利反面で会社を存続させていくには競争の中で頑張っていかなくてはなりません。
何か“特化”した部分がなければ競争の中で存続していけないのです。
“制御盤の小型化”“ノイズ対策”“短納期への対応”などに経験と技術力で対応しています。
“制御盤の小型化”について考えてみると、
一般的なイメージは、部品の小型化=制御盤の小型化ということになります。
最近は高性能で小型化の進んだ部品が増えてきています。
当然のように制御盤の小型化は客先から求められるようになります。
制御盤を製造するにあたって部材を選定(ここで高性能で小さいものを選ぶ)、部材の配置が小型化の重要なポイントになります。
部材の配置で重要なポイントは安全性、作業性などになります。
部品の小型化と制御盤の小型化が簡単な比例関係にならないのはこのあたりが理由になります。
実際に経験したこととして、部品が小さくなったのに配線しにくくなったこともあります。
“安全性”“作業性”を考慮した配線のスペースが確保されて初めて制御盤の小型化が実現できるのです。
配線することをイメージして部品配置をすることが重要なのです。
狭いスペースでの配線は経験上裏ワザ(ここでは書けませんが…)的に持っています。
この裏ワザ的な配線方法を部材の配置に生かせれば制御盤の小型化につながります。
このような技術的な強み(工夫)を他社との競争の中で生かしていきたいと思っています。