我が社は半導体製造装置の制御盤を製造する会社で、大きく分けて3つの部署から成り立っています。

製造部1課は電線加工と組立て・配線そして社内工程の検査。

製造部2課はケーブル加工。

製造部3課はメカ側の配線(現場作業)。

それぞれに重要な役割を担っています。

各工程で仕事内容を分けることでスピードアップにつながり、コスト面での効果にもつながっています。

私がいる製造部1課の中でも役割りの分担がされています。

電線加工を中心に作業をするもの、組立を中心に作業するもの、配線そして社内検査を中心に作業するもの。

私は配線と検査を中心に作業しているのですが、自分の工程に責任をもち、効率良く作業するように心がけています。

一人一人が無駄をなくし効率良く作業すること、そして各部署・各工程レベルでの連携をスムーズに行うことが大切になります。

特にロット品(量産品)で効率を上げる工夫としては、データの管理が重要です。

電線加工に対して電線リストを作成することで毎回同じ製品をつくることができます。

毎回同じ製品をつくるというのが重要なポイントで、スピードアップできるだけでなく、ミスを見つけやすくなる効率があります。

『いつもと違う』と感じることがミスを見つけるのに非常に役立ちます。

スピードと正確さを両方もつのは大変なことのようですが、工程レベル→部署レベル→会社レベルで連携してミスをなくしていく努力が大切です。